全国民謡協会全国大会優勝
2015年5月12日に全国民謡協会主催の全国大会で優勝され見事日本一になられた、茅野市泉野にお住いの伊藤長利(オサトシ)さんにお話を伺いました。
(民謡を始めたきっかけは)
農耕馬買い付けのため、北海道や東北地方を訪れていた祖父寅次郎さんが唄っていた同地方の民謡を、幼少のころ毎日のように聴いていたことが、今日の原点であると伺いました。3歳から木遣り名人の故小松昇さんから木遣りを教わり、唄っていたとのこと。
25歳のころ、月謝を払って民謡を本格的に勉強し、今では多くのお弟子さんを抱え、師範として後輩の育成に励んでおられます。54歳になり藤本流三味線を習い、現在自宅で唄と三味線の教室「民謡秀長会」を開いています。
(実 績)
平成26年10月に行われた、第37回全民協全国大会で長野県支部代表として「小諸馬子唄」を唄われ、見事優勝の栄冠に輝きました。
平成27年4月29日、塩尻市で行われた長野県予選では伊藤さんのお弟子さんが優勝1名、準優勝1名、3位2名、他入賞4名など輝かしい実績を残されています。
伊藤さんは「若い方に民謡をもっと唄ってもらいたい」出来れば40代、50代の人達に裾野を広げたいと仰っていました。
興味のある方は伊藤さんの門を叩いてはいかがでしょうか。
藤本 秀岐長(伊藤 長利)
全国民謡協会常務理事
民謡(唄、三味線)教室 民謡秀長会
藤本流三味線 準師範
全国民謡協会 師 範
唄 講 師
(取材HP委員 渡邉功)