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第17回山野草作品展の開催

同好会役員 2024年6月15日

 

6月8日(土)9日(日)第17回山野草作品展をゆうむ25にて開催しました。会場の都合で予定していた開催を例年より2週間はやく開催することになりました。植物の成長と開花の時期、すなわち彼らの季節感はいつも変わらないのだろうと思います。そのため開花を合わせるには光や気温を調節する必要があるだろうと思っていますが、私たちにはなかなか教えてくれません。今年も華やかな作品展というわけにはいきませんでしたが会員の工夫でいつもと違う花のある作品展になりました。

今回は11名の会員が60点ちかい作品を出品してくれました。今年の活動の中で小山飾りを作ろうというテーマでこの春から取り組んできました。その成果から作風にバラエティーが出てきました。その意味で会場を埋め尽くす作品の雰囲気が変わってきたように思えました。約2割の小山飾りが出品されました。山野草の生育環境を考えての新たな取り組みが今後の作品にどう影響していくか楽しみです。

あえて大掛かりな開催を宣伝することもなく知人友人が来てくれることを期待する、会員相互の研鑽を主体にした開催でした。それでも会員の友人や社友会の仲間が見学に訪れるとそれぞれ植物の説明や栽培の様子など説明する様子は楽しいものです。訪問者の中には思いがけない旧友や元同僚に再開するのもうれしいことです。会員が育てた作品を今年も全作品を背景紙の前に撮影しながらのほほえましく思いました。

昨年から作品を評価する意味で、作品の出来栄えや好印象の作品を数点互選することをしましたが、今年は「審美眼コンテスト」として2点を評価選択することを実施しました。各自の作品作りに役立つスキルアップを狙っての訓練です。長年仲間の作風や感性に接していることもあって7~8点の作品に投票が集中していました。感じ方が同じ方向に向いていることが会員に根づいていることが感じられる結果となりました。

 

9日(日)の午前中は山田会員が苔テラリウムの講習会を開いてくれました。自前で採取して、栽培した数種類の貴重な苔や、専用の用具や装飾用の用土を調達準備して、貴重な体験をさせていただきました。長年の活動の中で、健康や生活環境も変わり、介護で多忙な会員も増える中で、時間差で参加したくれた会員が14名もいたことはうれしい限りです。皆さんが会の運営の中で各自ができる限り貢献していることは本当にありがたいことです。久しぶりに先輩会員が顔を出してくれて作品を鑑賞しながら会員と談笑していることに絆と感動を覚えた素晴らしい作品発表会になりました。

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