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作品発表会報告

同好会役員 2021年7月20日

6月26日(土)第14回山野草作品展が作品発表会と名を変えて行われました。例年行われていた一般公開の作品展が、14回目にしてコロナ禍でこうした形にせざるを得ませんでした。昨年は中止にしましたので、2年続いて一般公開が出来ませんでした。それでも植物は生きているので私たちの活動は休止する訳にはいきません。そこで停滞気味の活動を盛り上げるには手元の作品を持ち寄ってお互いの作品から学ぶことにしました。

会員の無理をしない範囲で、規模も極力小さくした形を取りました。その結果、12名の参加で、51点の作品が持ち寄られました。その一部を掲載しますのでご覧ください。
今回はこの時期に作品を撮影することもテーマのひとつでもありました。年末に作成するマイカレンダーつくりの際の作品写真を兼ねているからです。

毎年新たな植物の芽出しからの姿とともに作品も変わってきます。木物や多年草の生育環境がその年の作品に反映されます。
今年は4月に新たに多年草の苗を配布しました。その苗を育てた作品も見られました。また植物の生態とともにその手入れの仕方や枝や新芽の選定でも姿が変わってきます。そんな選定の仕方も今回、お互いの意見交換や、技術交流も行われました。

会員の高齢化はやむを得ませんが、作品の大きさや自分の活動スタイルも変わってきます。
大きくて重い鉢はだんだん敬遠され、小型なものや苔玉が好まれます。そのため作品によって水管理や置き場所、風通しの良い日陰などこまめに管理する必要があります。そうした作品はまた新しい風情が生まれています。

挿し木、新しい多年草の苗の加入によって新しい好みの植物を配した作品が見受けられます。手元にも押しやられていた鉢を再生させて、新しい息吹を吹き込むことも大切な活動だと思いました。
こうした作品をいかに写真に残すかという取り組みとして背景紙を新たに購入しました。またそれを手軽に使えるスタンドも作成し展示して自分の作品をより美しく撮影することも会員で交換しました。

例会の回数もイベントも減少しているので今回の作品発表会は大切な親睦交流の場になりました。その貴重な1日を参加会員は終日交換活動を楽しんでいただきました。その最大の楽しみは豪華な昼食会でした。お得な高級食材を使用した、おいしく美しい高級お弁当を外に出ることなくゆうむ25の中で食事をさせていただける幸せは、社友会同好会の特権であるとしみじみありがたく感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午後の楽しみは山田さんが用具一式を持ち込んで、苔テラリュム講習会です。前にも講習会を開催しているので要領は得ています。
それぞれ好きな題材に向かって夢中で作品に取り組んでいました。
さらに、このところ井口さんが熱心に取り組んでいるスマホのLINE講座です。ここでは「山野草お便り」グループへの参加と活用方法、特に写真の投稿についてのて手ほどきが行われました。5月20日ころから活動をはじめて、3名から一気に9名のメンバーが参加に賛同してくれました。これから会員の情報交換が例会以外でもさらに密になることでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナ禍で危ぶまれた作品発表会は無事にしかも楽しく、成果を残して午後2時半ごろ最終の記念写真を撮り終了となりました。
会員の中でなかなか思うように活動できない方もおられますが、こうして今回の楽しい活動の内容がお伝えできること本当にうれしく思います。どんな状況でありましても、植物を育てて花を咲かせる喜びと感動を愛する仲間として絶え間ない地道な活動を続けることを期待します。会員の皆さんありがとうございました。お疲れさまでした。

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