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会員の活動紹介

健康レポート2

-写真は茶道同好会会員のお点前を見守る伊藤さん(右端)-

 企画2回目ということで、茶道同好会でご活躍の伊藤寿さんに2017年8月22日インタビューに応じていただき、健康・長寿の秘訣をお聞きしました。

まず、伊藤さんの概略プロフィールをお聞ききしました。
 御年90才(大正15年11月生まれ)、大和工業入社は昭和19年。アンクル製造を担当され、その後高木事業所、浜澤事業所を経て本社へ、化工職場を最後に定年を迎える。

【茶道との出会い】
 入社当時に、当時の工場長の山崎久男氏の勧めで、華道、茶道を始めたそうです。その後の環境の変遷の中で茶道に進む方向をお決めになったそうです。10年の精進を経て師範の資格を取得し、大勢のお弟子さんを育てることになったそうです。

【健康・長生きの秘訣】
 そのお弟子さんとの昼食事会兼おしゃべり会を1回/月、4時間行っているそうです。何よりお互いにコミュニケーションをとることが、脳活性にも良いこととなっているのでは、とお話しいただきました。

【健康維持のために取組んでいること】
 きちんと3食を摂ること。量はお茶碗一杯ほどだそうです。ただ緑黄色野菜は大事だそうです。
また、朝夕1時間ほど歩くこと。独身の頃は八ヶ岳を日帰り登山なさるほどの健脚だったそうで、ご結婚後はご主人と2人で天候を考慮しながら、ハイキングやウォーキングを楽しみにしているそうです。

【これから取組みたいこと】
 茶道は今後も続けていきたいとのことでした。やはり、お弟子さんとのコミュニケーションが一番大切な時間だそうです。ご自宅に茶道具があり、遠くは栃木県から3ヶ月に1度来られる方もおられるそうで、そのお弟子さんが点ててくれるお茶が格別なんだそうです。

【後輩(会員皆様)への助言をお願いします】
 「もともと明るい、前向きな性格ですし、負けず嫌いなところもあり、何にでも挑戦してきましたから、今後も変えずに続けていきたい」とのことでした。また、自分の思いや考え方をはっきり言う様にしているそうです。さらに、過去は大事にするが、こだわるよりも新しい事に興味を持つ事。
 要点は以下3項目
 1)苦労はしてきたが、余計なことは言わない
 2)時代に合った生き方(性別とか制約を自ら決めず)をしてください。
 3)人の痛みを理解できる心を持って欲しい

 最後にインタビュー後、茶道同好会の皆さんから抹茶をご馳走になりました。作法も知らず、教えていただきながらでしたが、空気感が普段と違うといいますか、ゆったり流れていると感じ、心地よい時間を過せました。同好会の皆様ご迷惑をお掛けいたしました。また、ありがとうございました。
 その席で、伊藤さんは会員の方のお点前を厳しく指摘しておられ、有言実行を目の当たりにしました。
 伊藤さんの、今後の活躍をお祈り申し上げ、報告を終わります。
(取材HP委員 今井正幸、大和邦夫)

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